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【News】娘を餓死させた母親に禁固10年

2016年にハワイ島で発生した女児殺人事件で、逮捕起訴されていた母親に10年の禁固刑が言い渡されました。

この事件は、ティファニー・ストーン被告37才が、娘のシャーリンちゃん9才を餓死させた容疑で逮捕されていたものです。22日(月)に行われた判決で、判事は10年の禁固刑の判決を下しました。 尚、被告は事件発生以来刑務所にはいっておりすでに4年半以上経過しています。夫のケビン・レハノ・ストーンと母親のヘンリエタ・ストーンは第二級幼児殺人罪で起訴されましたが無罪を主張しています。10万ドルの保釈金が設定され勾留されています。

2016年6月28日、911通報を受けて警察がストーンのアパートの部屋に入った時、女児は意識不明で、その後死亡しました。死亡した時のシャリーンちゃんの体重はわずか45パウンド(約20キロ)でした。

検察は、ティファニー被告が娘の死に責任を感じておらず助けようともしなかったとして禁錮20年を要求していました。スザンナ・ティアプラ副検察官は「被告の家には3つの冷蔵庫があり、いずれにも食べ物が入っていたにも関わらず、娘がお腹をすかせていても食事を与えず 娘が餓死するのを見ていただけだった」と訴えました。ティファニー被告は公判では発言を避け、メロディー・パーカー弁護士が被告について娘を故意に殺そうとしたつもりはなかったと弁明しました。