【News】レッドヒルの燃料貯蔵施設燃料漏れ裁判で連邦地裁が原告らに賠償金の支払い命令
Court rules Navy liable for Red Hill fuel leak
2021年にオアフ島のレッドヒルにある海軍の燃料貯蔵施設から燃料が漏れて水道水が汚染された問題を巡って、軍の世帯が賠償金の支払いを求めた裁判で、連邦地裁は、原告1人当たり3000ドルから7万5000ドルの賠償の支払いを命じました。
2021年12月、レッドヒルの 海軍の燃料貯蔵施設から燃料が漏れて水道水が汚染された問題で深刻な健康被害が起きたとして、アメリカ軍の17世帯が連邦政府を相手取り連邦地裁に訴えを起こしました。
連邦地裁のコバヤシ判事は8日、「燃料が漏れたことで住民の健康が危険にさらされた」などと指摘し、連邦政府に対し、障害の重さに応じて原告1人当たり3000ドルから7万5000ドルの賠償の支払いを命じました。
また、原告のうちの4人は、将来の医療費としてあわせておよそ4万8000ドルの追加補償を受けるとしています。
原告の弁護士事務所の「Just Well Law PLLC」は声明で、「レッドヒルの汚染問題で被害を受けた人たちがあらゆる困難を乗り越えて勝利した」などとコメントしています。