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【News】ハワイ出身コープズ選手全米女子制す

ハワイ出身のアリセン・コープズ選手が全米女子オープンを制しました。

米ツアーメジャー第3戦全米女子オープン2023は9日、米カリフォルニア州ペブルビーチのペブルビーチ・ゴルフリンクス(パー72)で最終日が行われ、アリセン・コープズ選手が通算9アンダーで優勝を飾り、自身初のツアー制覇を飾りました。

ホノルル出身の25歳のコープズ選手は、3アンダーの69を記録し、チャーリー・ハル、シン・ジエを3打差に抑えました。

LPGAツアーで一度も優勝したことがないことも、ペブルビーチで初めて開催される全米女子オープンということも、コープス選手をものおじさせることはありませんでした。

コープズ選手は、数ホールごとに外を見て、『私はペブルビーチにいる』と思っていたそうです。18番フェアウェイで3打のリードを奪うまで、どんなショットでも、どんな状況でも、冷静沈着でした。

このコースは、ジャック・ニクラウス、トム・ワトソン、タイガー・ウッズなど、ペブルビーチで全米オープンを制した選手たちが通ってきた道です。

コープズ選手はLPGAメジャー・チャンピオンとして史上最高額の賞金200万ドル(約2億8400万円)を手にしました。

パーオンしたとき、コープズ選手は満面の笑みをこらえきれませんでしたが、涙があふれ出すとアロハ柄のタオルで涙を拭いました。

コープズ選手はプナホウ・スクール出身で、優勝が決まった時、同じくプナホウ出身のバラク・オバマ前大統領は、ツイッターでいち早く祝福したということです。