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【News】近隣諸島の企業は運賃値上げと関税を懸念

Neighbor island businesses worry of shipping rate hike, tariffs

近隣諸島の企業は運賃値上げと関税を懸念しています。

州公益事業委員会は、ヤング・ブラザーズによる島間貨物の27%の値上げ要請 に関する公聴会を開催しています。

「ヤング・ブラザーズの値上げは、財政難に直面しているためです。現在の運 賃は、ほぼ5年前の2020年8月に緊急的に承認されたものです」と、ヤング・ ブラザーズの対外・法務担当副社長であるクリス・ナカガワ氏はオアフ島での 公聴会で公益事業委員会に述べました。この緊急運賃は、パンデミックの影響 で46%も値上げされました。

「これらの現在の運賃でヤング・ブラザーズはパンデミックを乗り越えること ができましたが、他の多くの企業と同様に、過去4年間で営業コストは上昇し 続けています。州内および島間貨物の取扱量はパンデミック前の水準に回復す ることはなく、現在はさらに減少しています。即時の運賃軽減措置がなけれ ば、ヤング・ブラザーズは融資を維持し、営業コストを賄い、安全で信頼性の 高いサービスを確保するために必要な設備投資を行うことができなくなりま す」とナカガワ氏は続けました。

ヤングブラザーズは、27%の値上げが承認された場合のコストの内訳を説明し た。

「現在、ホノルルからマウイ島まで個人用の中型車を片道で輸送するコストは 約334ドルです」

「委員会がヤングブラザーズの料金値上げを承認した場合、同じ車両の輸送コ ストは約434ドルになります。」

とナカガワ氏は述べました。

これまでにオアフ島とハワイ島で公聴会が開催され、オアフ島の多くの企業が 同社の信頼できるサービスを支持しています。

「私たちはヤングブラザーズを全面的に支持しており、彼らが財務的に安定し た状態を維持することが重要だと考えています。そうすることで、州内全域で 商品を輸送する上で、これまで維持してきた一貫性、品質、そしてリズムを維 持することができます」と、マナアップの共同創設者であるメリ・ジェームズ 氏はPUC(公益事業委員会)に語りました。

しかし、料金値上げを消費者に転嫁すべきではなく、2桁の値上げは行き過ぎ だと考える人もいます。

「この水準まで値上げされると、ほとんどの家庭にとって大きな打撃となるで
しょう」
「島に輸入される食料品や商品の価格が、支払えないほど高くなるかもしれな
いことに、人々は気づかないでしょう。」

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次回のPUC公聴会は、カウアイ島で4月14日午後5時30分から、リフエ州庁舎 会議室209で開催。

マウイ島では4月30日午後6時15分から、ワイルクのプウ・ククイ小学校のカ フェテリアで開催。

ラナイ島では5月1日午後5時30分からラナイ・シニアセンターで開催されま す。

モロカイ島ではまだ未定です。