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【News】オアフ島のホームレス死亡者、10年で倍増

Oahu’s homeless deaths double in the past decade

オアフ島で、ホームレス状態にある人の死亡者数が、この10年で大きく増えています。

ホノルル検視局のデータによりますと、ホームレスの人たちの死亡時の平均年齢は、この5年間でやや上昇し、現在は56歳近くとなっています。

一方で、死亡者数は大幅に増加しています。ホノルル検視局に報告されたホームレスの人たちの死亡者数は、2016年の87人から、2025年には180人に増え、2倍以上となりました。ただし、この数字は、年間に起きている死亡事例の多くを含むものの、すべてではないということです。

特に深刻なのが、薬物の過剰摂取による死亡です。ホームレスの人たちの薬物過剰摂取による死亡率は、一般の住民と比べて2倍以上高く、薬物関連死のうち、およそ90%にメタンフェタミンが関わっているということです。

メタンフェタミンは、特に心臓や血管など循環器系に深刻な影響を及ぼします。心臓が肥大し、内部の空間が広がる「拡張型心筋症」と呼ばれる状態を引き起こし、重い心不全につながることもあるということです。

一方で、検視局のデータには、わずかながら明るい兆しもあります。フェンタニルによる死亡はすでにピークを過ぎ、やや減少傾向にあるとみられています。フェンタニルは、持病のない若い人でも命を落とすことがあるため、この傾向は重要だということです。

ただ、支援団体は、薬物を使うホームレスの人たちが増え、複数の薬物を組み合わせて使うケースも多くなっていると指摘しています。背景には、住まいや家族、仕事など、さまざまな喪失を経験した人たちが、不安や苦しみを和らげるために薬物に頼ってしまう実態があるとみられています。