【News】ラウエア火山の「エピソード18」再開、溶岩流が発生
Kilauea Volcano’s ‘episode 18’ resumes with lava flowing
キラウエア火山の「エピソード18」再開、溶岩流が発生
科学者によりますと、キラウエア火山の噴火活動「エピソード18」は4月20日(日)午前7時45分に再開しました。
南側の噴火口から高さ6~10フィート(約1.8~3メートル)の溶岩が流れ出しました。
傾斜はほぼ横ばいになったものの、以前の噴火で見られるような高い噴出量で、まだ収縮には至っていません。
両 噴火口から激しいガス放出が発生しています。
ハワイ火山観測所(HVO)によりますと、今回の断続的な噴火は12月23日に始まり、以前の噴火は13時間から8.5日間続き、その間に24時間未満から12日間の噴火活動の休止期間がありました。
噴出はハワイ火山国立公園内のハレマウマウとカルアペレの南西側に限られています。
キラウエア火山の東リフトゾーンおよび南西リフトゾーンでは、目立った活動や変化は確認されていません。
キラウエア火山の現在の警戒レベルは引き続き「警戒」で、航空警報カラーコードはオレンジ色のままです。
噴火による危険には、ヴォグ(火山スモッグ)、ペレの髪、火山灰(岩石の破片)などがあり、公園や周辺地域に影響を及ぼす可能性があります。
ハワイ火山国立公園によると、ペレの髪は、噴火時に溶けた溶岩が伸びて急速に冷える際に形成される、細く黄金色の火山ガラスの繊維です。
この細い繊維は風によって山頂周辺地域や周辺地域に運ばれ、皮膚や目に炎症を引き起こす可能性があります。
ヴォグは、噴火が収束した後も残留する可能性があります。
当局によると、以前の噴火休止時の二酸化硫黄排出量は、1日あたり約1,200トンでした。
昨日の風向きで、煙は南から南西の方向へ運ばれています。