【News】カウアイ島の排水サンプルに鳥インフルエンザウイスを検出
ハワイ州保健局はきのう、カウアイ島のリフエにある廃水処理場から、ごく低いレベルの鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。
州保健局が去年12月11日、リフエの排水処理場からサンプルを採取し、分析を行ったところ、ごく低いレベルのH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
その後、12月18日と1月8日に、同じ排水処理場から採取したサンプルからも低いレベルの鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
検出されたウイルスは、いずれもごく低いレベルで、3回とも陽性判定はされませんでしたが、保健局は、「H5型の鳥インフルエンザウイルスがカウアイ島に存在する可能性が高いことを示している」と、指摘しています。
カウアイ島では、これまでのところ、鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥や乳牛などは確認されていません。
去年11月、オアフ島中部で鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥類が確認されたほか、ハワイ島のヒロの廃水処理場で採取したサンプルからも鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
鳥インフルエンザウイルスの一般の人に対するリスクは低いとされていますが、鳥類に重い病気が現れたり、死んだりする可能性があります。
家禽類や野鳥が多く死んだりするなどの異常が確認された場合は、ハワイ州当局に早期に通報してください。
通報は、ハワイ州農務局畜産課808-483-7102で受け付けています。