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【News】リリハの住宅放火事件で弁護側が被告の精神鑑定を請求

Woman, 85, accused of torching Liliha home, to have mental evaluation

オアフ島のリリハで自宅に放火したとして 第1級放火罪に問われている85歳の被告の裁判で、弁護側は、11日、「被告には刑事責任能力はなかった」と、主張し精神鑑定を請求しました。

ビバリー・シマブクロ被告は、先月28日、リリハのオロナレーンの自宅に火をつけたとして第1級放火の罪に問われています。

シマブクロ被告が火をつけたのは借家でこの家に50年間住んでいましたが、家主に立ち退きを迫られていました。

立ち退きの期日は、火事の翌日だったということで、当局は、立ち退きが犯行のきっかけになったとみています。

きのう、オアフ島の巡回裁判所で行われた裁判で、弁護側は裁判所に対し、「被告は、当時刑事責任能力がなかった」と主張し、専門家による精神鑑定を請求しました。

さらに、保釈の申し立てを取り下げ、被告をオアフ・コミュニティ・コレクショナルセンターからハワイ州立病院へ移送することなどを求めました。

検察側は意義を申し立てましたが、裁判所は弁護側の請求を認め、被告を州立病院へ移送することを決めました。