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【News】マノアの一家心中事件動機は?

‘They may never release a motive’: Questions mount over cause of Manoa homicide

オアフ島のマノアの住宅で、この家に住むカイロプラクターの夫が妻と子供3人をナイフで刺したあとに自殺した事件で、周囲の人たちからは、「動機の解明は難しいのではないか。動機が解明されずに終わるのではないか」といった声が上がっています。

10日、マノアのワアロア・プレイスの住宅で、一家5人が死亡しているのが発見されたものです。

警察は、カイロプラクターのパリス・オダが妻と子供3人と無理心中を図ったとみて、事件に至った動機やいきさつなどを詳しく調べています。

警察が裁判所の記録を調べましたが、家庭内暴力は、確認されなかったということです。

ホノルル警察の元副署長ジョン・マッカーシー氏は、「警察の捜査が終了しても遺書のようなものがない限り、動機や事件の詳細が全て解明されるとは限らない」と、指摘しました。

また、法心理学者のマービン・アクリン博士は、「人が人を殺害する場合は、極度な精神的ストレスや、家庭内での苦悩などが考えられる」と、述べました。

殺人事件の裁判では、通常、捜査で判明した情報が裁判資料で明らかにされますが、今回の事件は全員が死亡しているため、証拠の開示が行われない可能性があるということです。

家族を知る人などからは、「何故、事件が起きたのか」「事件の背景には何があったのか」などの声が上がっています。