【News】マノアの一家心中事件=続報
HNN Investigates: Man who fatally stabbed wife, children had no history of violence
オアフ島のマノアの住宅で、この家に住む男性と男性の妻、それに子供3人の合わせて5人が死亡した事件で、警察は、男性が家族4人をナイフで刺した後、自分をナイフで刺して自殺したとみて、事件に至った動機やいきさつを調べています。
警察によりますと、死亡が確認されたのは、カイロプラクターのパリス・オダさん(46歳)と、妻のナオコさん(38歳)、長女のサクラコさん(17歳)、長男のオリオン君(12歳)、それに、次女のナナさん(10歳)です。
一方、ハワイニュースナウは、11日、「オダさんは、過去に金銭トラブルを抱えていた」と、伝えました。
それによりますと、2021年3月、キングストリートのオダさんの経営するカイロプラクティクの治療院をめぐり、ビルの持ち主がオダさんに対し、未払い分の家賃などおよそ9万ドルの支払いを求める訴えを起こしてたということです。その後、オダさんは支払いに応じていて、それ以降、法的に金銭的なトラブルがあったことは確認されていません。
警察が裁判所の記録を調べましたが、家庭内暴力に関する記録は、確認されなかったということです。
警察によりますと、今回の事件は、ハワイ州内では、1999年にゼロックス社員の起こした銃の乱射事件に次いで、死亡者の数が最も多い事件だということです。