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【News】マカデミアナッツの木を食い荒らす害虫駆除で寄生バチの導入を検討

Hawaii Ag Department proposes releasing wasps on Hawaii Island to save macadamia nuts trees

マカデミアナッツを食い荒らす害虫の被害が発生していることを受けて、ハワイ州農務局が害虫を駆除するため、天敵の寄生バチを導入することを検討していることが分かりました。

寄生バチの導入が承認されれば、農務局は、被害が起きているハワイ島の各地区で「メタフィカス」と呼ばれる寄生バチを放出する予定です。

オアフ島外来種委員会によりますと、「マカデミア・フェルトコッカス」は、マカデミアナッツの樹液を吸って木を枯らす害虫です。

現在、ハワイ島で被害が発生していますが、ほかの島に被害が広がる恐れがあるとしています。

農務局は、この害虫を駆除するため天敵の寄生バチ「メタフィカス」の導入を検討しています。

「メタフィカス」は、オーストラリアに生息する体調がおよそ0.8ミリの小型のスズメバチで、人に害はないということです。