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【News】41年前のコールドケース被告に無罪評決

Suspect found 'not guilty’ for 1982 Oahu cold case murder 

およそ41年前、オアフ島のヌウアヌ・パリ・ドライブで、当時25歳の女性の首を絞めて殺害した罪に問われた被告の裁判で、陪審員は、11日「証拠が不十分だ」などとして無罪評決を下しました。

被告は、1984年に起きた別の殺人事件で有罪となり、終身刑を言い渡され、フロリダの刑務所に服役しています。

ハワイの裁判で無罪評決を受けたのは、トーマス・ガーナー被告=63歳です。

およそ41年前の1982年、ヌウアヌ・パリ・ドライブで、当時25歳だったキャシー・ヒックスさんが首を絞められた状態で死亡しているのが見つかりました。

事件は長期未解決となっていましたが、2021年、当局がガーナー被告のDNAサンプルを採取し検査を行ったところ、死亡したヒックスさんのDNA型と一致したため、首を絞めて殺害した罪で起訴しました。

DNAサンプルを採取する際、めん棒を使って被告の口の中のから細胞を採取したといことです。

陪審員は、数日間の審議を行った後、午後4時過ぎ、ガーナー被告に対し、「証拠が不十分だ」などとして無罪評決を下しました。