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【News】キラウエア火山再噴火

ハワイ島のキラウエア火山が7日(昨日)未明に3ヶ月ぶりにハレマウマウ火口で再び噴火を始め、山頂で高さ200フィートのオレンジ色の溶岩を噴き上げました。

午前4時45分頃、ウェブカメラに、噴火が始まったことを示す山頂の輝きがうつりました。ハワイ火山観測所によると、午後4時頃までに、火口底に32フィートの新しい溶岩が噴出したということです。

尚、 溶岩はハレマウマウにとどまっており住民への脅威はありません。ハワイ緊急事態管理局のアダム・ワイントラ-ブ氏は今回の噴火について2018年の噴火の時のように拡大することはなさそうだと話しています。

しかし、当局はヴォグ(霧)や降灰を懸念しています。ナショナルウエザーサービスは、プナとカウ、サウスコナ地区で「ごく軽い降灰」の可能性があると発表しました。

ハワイ島のミッチ・ロス郡長は、活動が山頂の火口にとどまっているので緊急オペレーションセンターは開設しない意向を示しました。しかしガスの排出が懸念されるとして、呼吸器系に疾患のある人などは問題だと述べました。

とはいえ、火山を訪れるには絶好の機会となり、昨日はすでに午前中だけで数百人が集まったということです。