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【News】市がフェンタニル危機への対処

オアフ島でオピオイドの過剰摂取による死者が増えているため、ホノルル市はフェンタニル危機への対処に着手しています。

過剰摂取を防ぎより多くの命を救うために、拮抗薬(きっこうやく)の携帯を義務付ける可能性がでてきました。

7日、ホノルル市議会に法案が提出されました。これはバーやナイトクラブのような危険性の高い事業者に、オピオイドの過剰摂取を元に戻す薬(オピオイドの

拮抗薬(きっこうやく))ナロキソンを携帯するよう求めるというものです。

ホノルル緊急医療サービスの責任者であるジム・アイルランド博士は、命を救うことは本当に大切なことですと話しています。

しかし、あるバーの経営者は、これは非常に深刻な問題ですが、長年レストランやバーを経営してきた者にとってみると、新たな政府による義務付けは店にとっては大きな負担になると話しています。また顧客のひとりは、「政府は、病気を経営者に押し付けようとしているように聞こえる。たとえそれが本当に重要なことであっても、政府がビジネスオーナーに責任や義務を転嫁すべきではないと思う」と述べました。一方クラブのオーナーの中には、これ以上死者を増やさないために、ビジネスが介入しなければならないと言う人もいます。