Slider

【News】猿痘のワクチン接種

Hawaii distributing monkeypox vaccine to close contacts, those at highest risk

ハワイ州保健局は、サル痘の感染対策として、感染した患者と濃厚接触した人や、患者に接触するリスクの高い医療従事者などを対象にワクチン接種を行っています。

保健当局によりますと、これまでに357人に対して、連邦政府から配布されたワクチンを接種したということです。

ハワイ州保健局のネイサン・タン博士は、きのう、「ハワイ州内では、これまでに6人のサル痘感染者が確認されていて、6人がそれぞれ他の感染者と接触していたこと分かっている」と述べ、次の段階の感染対策として、感染リスクの高い更に多くの人を対象に、ワクチン接種を行う可能性があるとしています。

保健局などによりますと、サル痘ウイルスの潜伏期間は通常21日以内で、感染すると、多くの場合、インフルエンザのような症状やリンパ節腫脹、筋肉痛などが起き、顔や体に発疹が出るということです。

サル痘は、感染した人の発疹や体液、患者が使った寝具や衣類などに接触したり、近い距離で飛まつを浴びたりすることで感染する可能性があります。また、患者には、男性の同性愛者が多いことなどが指摘されています。