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【News】水道汚染問題調査で9割近くが症状が出たと回答

Vast majority of residents surveyed by CDC report health symptoms from Red Hill fuel contamination

オアフ島レッドヒルの海軍の燃料貯蔵施設から石油系の燃料が漏れて、水道システムが汚染された問題で、ハワイ州当局とCDC=アメリカ疾病対策センターは、26日、住民に対して行った健康調査の結果を発表しました。

それによりますと、87%の人が何らかの症状が出たと答えたということです。

ハワイ州保健局とCDC=疾病対策センターは、ことし1月7日から2月10日にかけて、任意で参加した住民2289人を対象に調査を行いました。

調査に参加した住民のうち、何らかの症状が出たと答えた人は、87%でした。

症状としては、目や鼻、喉が焼けるように感じたり、鼻からの出血、皮膚の発疹や頭痛、嘔吐などさまざまな症状の報告があり、その後、水道システムを別のシステムに切り替えた人のうちのおよそ80%が、症状が改善したと答えたということです。

レッドヒルの海軍の燃料貯蔵施設に関連した水道システムの汚染問題は、去年11月に明らかになりました。

ジョイントベース・パールハーバーヒッカム周辺のおよそ9万3000人が、汚染された水道水を利用していたことが分かっています。