Slider

【News】ハワイ島の学校で学生7人逮捕

ハワイ島のパホア・ハイスクール&インターミディエイトスクールで26日、複数の生徒が関わる暴力事件が発生し、18歳の男子生徒など7人が逮捕・起訴されました。

警察によりますと、26日午前10時半ごろ、ハワイ島のパホア・ハイスクール&インターミディエイトスクールのキャンパス内で、生徒のグループが口論となり、暴力事件に発展しました。職員らが騒動を抑えようとして、警備員の20歳の男性1人が、生徒5人から暴行を受け病院に搬送されました。

この事件で、13歳から18歳の男子生徒5人と、16歳と17歳の女子生徒2人が警察に逮捕されました。このうち、18歳のアドビン・ナカシマ容疑者が第2級暴行の罪で起訴され、保釈保証金2000ドルを納付し、保釈されました。また、13歳から16歳の男子生徒4人も第2級暴行の罪でそれぞれ起訴されました。4人は、公聴会開かれるまで、オアフ島の「Hawaii Youth Correctional Facility」に収容されることになります。16歳と17歳の女子生徒2人は、それぞれ 無秩序な行動をした罪 で起訴され、家族の保護観察処分となっています。

また、事件後、学校のキャンパスがロックダウンとなり、生徒20人が停学処分になったといことです。

ハワイ州教育局の広報部長代理ナネア・カラ二氏は、「人種差別的な発言が事件のきっかけになったとみられる。暴力事件は深刻な問題であり、今後、徹底的な調査が行われる」と、述べました。