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【News】感染者797人!知事が住民に接種を勧告

デービッド・イゲ知事は17日、コロナの感染者が急増しているとして、住民に対しワクチン接種とブースター接種に加え、これから年末年始の集まりには特に注意するよう呼びかけました。

イゲ知事は、17日に報告された感染者数が797人で、この中には過去の未処理分は入っていないと説明した上で、7日間の州全体の平均感染者数が、17日は1日297件と101件から急増し、陽性率は4.2%と、わずか10日前の1.4%から急上昇していると指摘しました。

保健局のリビー・チャー博士によりますと、今回の急増はデルタ型とオミクロン株が混在しているということです。オミクロン株の確定例と疑い例はすべてオアフ島で発生しています。水曜日に発表された報告書によりますと、12月4日までの2週間の間の変異株は、98%がデルタ株、2%がオミクロン株でした。しかし、オミクロン株の症例数は州内で増加を続け、 他の島々にも必然的に到達するだろうと予想されています。

チャー博士は、ブレイクスルーも増えているとして、対象者全員にブースター接種を促しました。重症化や入院を防ぐには、接種が非常に重要だと述べ「待っていてはいけません。今すぐに受けてください」と勧告しました。

チャー博士とイゲ知事は、対象となるすべての人はワクチン接種とブースター接種を受けるよう促すとともに、屋内でのマスク着用、大人数の集まりを避けること、症状が軽い場合でも家にいて検査を受けるよう呼びかけました。ホリデーシーズンを大切な人と安全に過ごすために予防措置が必要です。

尚会見で、イゲ知事は今行っているハワイのセーフトラベル・プログラム並びに規則を変更する予定はないとしています。