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【News】車内にいた女性が電線落下で感電死

ハワイ島で、感電で女性が死亡しました。ハワイ島パホアで、電線が車に落ちてきて女性が感電死したものです。同乗していた男性は軽傷で済んだということです。

警察によりますと、この車はOopu StreetとKahakai Boulevard付近の敷地の私道に駐車していましたが、木の枝が折れて電線の上に落ち、その電線が車の上や地面に垂れ下がりました。

車内には59歳の男性と58歳の女性がおり、男性は車の後部の窓から脱出しました。女性はその後に続いて出ようとしましたが、感電しました。また男性は女性を助けようとして電流で地面に叩きつけられたということです。

IBEW (国際電気技師組合)のダミアン・キム氏は「これは大変な悲劇でした」と述べ、もし同じ状況に陥った場合は、まず911に通報し、その場に留まるべきですと忠告しています。キム氏によりますと、「電線が切れているので、車の中の方が安全なのです。車のタイヤが感電を防いでくれるのです。もし、車内に火や煙が入ってきて、外に出なければならない場合は、ドアを開けて、車のフレーム(枠)の金属部分には触れずに、両足で地面に飛び降りるようにしてください。そして、安全な場所に着くまですり足で動く(足を引きずりながら)動くことということです。その安全な距離は、少なくとも30~50㌳(9〜15m)です。

更にキム氏は、「もしあなたが見ていれば、本能的に助けようと思うかもしれません。しかし、どうしていいかよくわからない場合は、911に通報するのが一番です」と忠告しています。