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【News】3人死亡4人負傷の飲酒運転被告に禁錮30年

2019 年1月28日に、アラモアナブルバードで、飲酒運転のピックアップトラックが信号待ちをしていた歩行者らに突っ込み3人が死亡し、4人が怪我をした事件で、アリンス・スマング被告(29)に禁錮30年の判決が言い渡されました。

当時スマング被告の車の中からは半分空になった酒の瓶が発見されています。

スマング被告は3月に有罪判決を受けていました。

この事件では、ホノルルの医師・トラビス・ラウさんと、ペンシルバニアから旅行で来ていたカシミア・ポコーニーさん、日本からの旅行客で、自転車に乗って信号待ちしていた池田麗乃さん(当時47才)の3人が死亡、4人が負傷しました。

法廷で、スマング被告は、「受け入れられないのはわかっていますが、あの日の行動を許していただきたい、あの日の一瞬一瞬の行動すべてを反省し、申し訳ないと思っています」と謝罪しました。

被害者の家族の中にはこの判決を不服としている人もいます。亡くなったトラビス・ラウさんの妻は、「決して許すことはできない、被告は若く、30年の刑期を終えたら元の生活に戻れる、でも自分の夫は戻って来ません」と話しました。

尚、この30年の刑のうち25年は過失致死罪によるもので、残りの5年は、2016年に被告が犯した他の罪状によるものです。