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【News】ホノルル市高架鉄道また問題

ホノルル市の高架鉄道当局によると、最新の調査で「クロスオーバー」と呼ばれる部分に複数のひび割れが発見されたということで、今後、更に建設の遅れが懸念されています。この「クロスオーバー」は、「フロッグ」とも呼ばれます。

HART(ホノルル市高速輸送公社)は発表の中で、この欠陥はクロスオーバーの製造業者に責任があるとしています。

最新のインスペクション(調査)では、溶接複合部などで 契約に添った仕様になっていない部分も発見されたということです。ハワイ大学環境工学のパノス・プレベドロス教授は「線路が開通する前にヒビや不備があるとは、」と述べ「これは本当に情けない、失望します、なんと言っていいかわかないほどです」と落胆した表情を見せました。教授は、この高架鉄道はスチールを使った技術で、何十年も耐久可能であるものなのに、試運転の段階でこれです。。。」と話しました。

どれだけ修復すべきフロッグがあるのか、修復にどれだけの時間がかかるのか、それによりこの鉄道プロジェクトがどれだけ遅れるのか、、、という事態に直面しています。

プレベドロース教授は、カポレイとアロハ・スタジアム間の開通について当初は、6月の予定でしたが数ヶ月は遅れるだろうと予想しています。