【News】ハワイ上院で米国内最高の所得税を承認
Hawaii Senate approves nation’s highest income tax
ハワイの所得税を引き上げる法案は、本日3月9日投票されほぼ全会一致で上院を通過しました。
この法案は、現在の11%の税率から、年間20万ドル以上を稼ぐ個人に16%の税金を課すものです。
上院法案56は24対1で承認されました。
ジル•リビエラ上院議員(D-Heeia-Laie-Waialua)が唯一の反対票を投じました。
レス・イハラ上院議員(D-Moiliili-Kaimuki-Palolo)は条件付きで、賛成票を投じました。
提案された法案は、検討のために下院に移されます。
AP通信によりますと、法案が最終的に可決された場合、
ハワイは所得税が最も高い州としてカリフォルニアを追い抜くでしょう。
カリフォルニア州の税率は、100万ドル以上を稼いでいる人に対して、13.3%です。
この法案には、キャピタルゲイン税、法人税、高級不動産販売税の引き上げも含まれています。
この法案は、新型コロナウィルスのパンデミックによって、
州は税金徴収が急落したことが、増税の理由となりました。
昨年末までに、州当局は州の予算が20億ドル以上不足すると見積もっていました。
ただし、提案されている連邦援助パッケージが、その穴を大きく塞ぐことを期待します。
連邦からは、ハワイに61億ドル以上の資金を提供することが期待され、
その中には、州の予算を強化するための16億ドルが含まれています。