【News】ハワイ大学マノア校、55年続いた地域向け文化プログラムを終了へ

ハワイ大学マノア校が、地域住民に向けて55年間続けてきた芸術や文化のプログラム
を、来年6月に終了することになりました。大学内の優先事項の変化と、予算上の制
約を理由に挙げています。

このプログラムは1971年に始まり、一般向けの芸術教室や文化講座のほか、ダンスフ
ェスティバルや音楽公演など、幅広い活動を行ってきました。年間のプログラム数は最
大160に上り、そのおよそ85%が無料だったということです。

活動の場は大学のキャンパス内にとどまらず、学校や図書館、高齢者施設、介護施設、
公営住宅などにも広がっていました。

沖縄舞踊のクラスもその一つです。10年以上にわたって受講してきた70歳の女性は、
クラスがなくなることに深い悲しみを感じていると話しました。
大学側によりますと、このプログラムには年間およそ50万ドルの学生授業料補助が必
要で、今後は学生の教育に関わる分野を優先する方針です。
一方で、大学は、助成金や寄付などを活用し、持続可能な運営方法が見つかれば、判断
を見直す可能性もあるとしています。
⾧年、地域の人々が学び、文化を受け継ぐ場となってきた活動。その今後が注目されま
す。