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【News】妊娠中の妻殺害事件で28歳の夫に懲役23年量刑言い渡し

Schofield soldier sentenced to 23 years for cruel killing of pregnant wife

去年、オアフ島の スコフィードバラックスで妊娠中の19歳の女性が行方不明になった事件で、軍事裁判所は5日、28歳の陸軍兵士の夫に対して、懲役23年の量刑を言い渡しました。

陸軍一等兵のデウェイン・ジョンソン被告は去年7月、スコフィードバラックスの自宅で、当時19歳で妊娠6か月だった、妻のミシャ・ジョンソンを殺害して遺体を遺棄したとして、古刹罪や死体遺棄罪などに問われました。

裁判は3日に始まり、ジンソン被告は、「ミシャさんと自宅で激しい口論になり、ナタを使って頭を殴打した」と殺害を認めました。

検察側は、裁判で、「ジョンソン被告は犯行後、ミシャさんが生きているように装っていた」と主張しました。

ジョンソン被告は殺害後の経緯について「ナタを使って遺体を損壊しようとしたが、うまくいかなかったので、チェーンソーを使って、遺体の腕と足を切断した。遺体を3つのゴミ袋に入れて、スコフィードバラックスの敷地にあるゴミ箱に捨てた」と述べました。

また、軍の特別捜査官は、「ジョンソン被告の携帯電話を調べたところ、出会い系アプリで18人の女性と知り合い、メッセージを送っていた。そのうちの1人と性的な行為をしている動画が見つかった。この女性と結婚しようとしていた」と証言しました。

一方、被告の家族は、「ジョンソン被告は、信仰の深い家庭で育ち社会奉仕にも参加していた。寛大で 協力的な性格だ」と訴えました。

裁判は結審し、軍事裁判所は5日、ジョンソン被告に対して懲役23年の量刑を言い渡しました。

ジョンソン被告は、カンサス州ある陸軍軍事刑務所に服役することになります。