【News】ハワイアンカラス=アララ5羽をマウイ島で放鳥
Hawaiian crow that went extinct in the wild decades ago released on Maui
ハワイアンカラス=アララを野生に帰すための活動として4日、マウイ島で初めてカラス5羽の放鳥が行われました。
ハワイアンカラスは、2002年に野生では絶滅したとされています。
ハワイ島のプウマカアラ自然森林保護区で、2016年から2020年の間に30羽が放鳥されましたが、その後、数が減少し、放鳥は中断されていました。
4日、マウイ島で放鳥されたのは、メス2羽とオス3羽です。カラスを野生に帰し、生物の多様性を回復するための取り組みの一環だとしています。
放鳥前、サンディエゴ動物園の関係者がマウイ島で、自然の中でカラスが餌を探すことが出来るかや、捕食者に耐えられるかなどの調査を行いました。
生息環境の保全や、外来生物への対策などが課題となっています。