【News】マウイ島復興基金
ラハイナやマウイの山火事から8日で3ヶ月が経ちました。
グリーン州知事によりますと、アメリカ赤十字ハワイ緊急事態管理局とFEMA(連邦緊急事態管理局)は、これまでに8,000人以上の被災者やホテル従業員らを収容しました。
その後知事は、火災の影響を受けた人の経済支援を目的としたマウイ島復興基金を発表しました。火災で愛する人を失った家族や重傷を負った人々のために、これまで1億5,000万ドル以上が集まりました。
このマウイ島復興基金には、ハワイ州、マウイ郡、カメハメハ・スクール、ハワイアン・エレクトリック社が加わっています。
知事は、「現時点では、一人当たり100万ドルを大幅に超える額となりますが、12月初旬に基金の全容が明らかになりますのでそれまで待つ必要があります」と述べ、その上で「どれだけお金があっても愛する人を失った痛みを埋めることはできませんが、立ち直るための手助けにはなると思います」と述べています。
このマウイ島復興基金は和解金とも言えるもので、これを受け取る人は、基金に関わる団体を訴えないという契約を結ぶことになります。一方この基金を受け取らないことを選択した人は、他の法的手段で補償を求めることができます。