Slider

【News】窃盗罪などに問われた高校の元スポーツディレクターに保護観察4年の量刑言い渡し

Ex-Mililani athletic director who stole from school’s booster club avoids jail time

オアフ島のミリラニ高校のブースタークラブ名義の銀行口座から40万ドル余りを盗んだなどとして、窃盗罪などに問われたスポーツディレクターの被告に対し、オアフ島の裁判所は、7日、保護観察4年の量刑を言い渡しました。また、裁判所は、盗んだとされる40万6000ドルを返金するよう命じ、量刑が言い渡された後、被告は、全額を返金しました。

起訴状などによりますと、ミリラニ高校の元スポーツ・ディレクター、グレン・ニッタ被告(76歳)は、2015年からおよそ5年間にわたって、

高校のブースタークラブ名義の口座から現金合わせて40万ドル余り=日本円にして6000万円余りを引き出すなどしたとして、窃盗罪や所得報告義務を怠った罪など8つの罪に問われました。

ニッタ被告は、盗んだ金を旅行などの遊行費に当てていたほか、税金を申告していなかったとされています。

弁護側は、起訴内容の一部で無罪を主張していましたが、その後、不抗争の申し立てを行いました。

一方、検察側は、懲役10年を求刑していました。

裁判所のキャサリン・レミジオ裁判官は、「被告の知人など多くの人から。被告の人柄を示す手紙を受け取った。被告は、地域社会で尊敬を集めている」なと述べ、保護観察4年の量刑を言い渡すとともに、盗んだ全額を返金するよう命じました。