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【News】故ダニエルK井上議員の息子が初出馬

故ダニエル・K・イノウエ上院議員の息子のケン・イノウエ氏が、2024年のワイピオ・ミリラニ地区の州下院議員選挙に立候補し、同じ民主党のトリッシュ・ラ・チカ州下院議員に初挑戦する予定です。イノウエ氏は59歳で初めて政界に進出します。

先週土曜日のスターアドバタイザー紙のインタビューの中で語ったもので、ケン・イノウエ氏は亡き父と同じ名前ですが、ダニエル・K・イノウエとしてではなく、ケン・イノウエとして選挙運動を行う予定ということです。

イノウエ氏は以前から政治家への立候補を勧められていたが、家族にとってついにその時が来たと感じたといいます。イノウエ氏の13歳の娘で一人っ子のマギーさんは、イノウエ氏と一緒に一軒一軒選挙運動をしたいと述べています。イノウエ氏は、「娘が小さかった頃は一緒にいたかったのですが、今、彼女は大きくなり、(選挙用トレイルを)歩くことに興味があります」と話しています。

8月の民主党予備選の選挙はハワイ政治における異例の動きとなりそうです。「イノウエ」というハワイの主要空港、ハワイ島の主要ハイウェイ、その他ハワイ島のランドマークについている名前の候補者が、初出馬で現職に対抗することになります。

イノウエ氏は、ハワイ大学ウエストオアフ校で管理担当副学長補佐として勤務しています。州議会議事堂でのキャンパス行政インターンシップ・プログラムの監督も担当しています。ワシントンDCで育ったイノウエ氏は、「家族全員が政治に携わっていました。厳しい仕事だし、時にはクレイジーになることもあります。でも、同時に地域社会や市民の生活に良い影響を与えることができるでしょう」と述べました。

尚、トリッシュ・ラ・チカ州下院議員はもともと下院議員選挙に立候補していましたが2020年に落選しています。しかしその後2月にジョシュ・グリーン州知事によって空席だった議席に任命されています。7歳と3歳の2児の母である37歳のチカ氏は、ハワイの家族、そして議員の中でも若い層を代表しています。