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【News】50年前のワイキキ19歳女性殺人事件 被告が無罪を主張!

Reno man, 77, pleads not guilty to murder in 1972 Waikiki stabbing

50年前、オアフ島のワイキキのアパートで、当時19歳だった女性が刃物で刺されて殺害された事件で、第2級殺人の罪に問われている77歳の被告が8日、オアフ島の巡回裁判所にオンラインで出廷し、無罪を主張しました。

起訴状などによりますと、チューダー・チリラ被告=77歳は、1972年1月、ワイキキのアロハドライブのアパートの一室で、当時19歳だったナンシー・アンダーソンさんの体を刃物で60以上刺して殺害したなどとして、第2級殺人の罪に問われています。

チリラ被告は、事件当時、ハワイ大学の大学院で助手を勤めていました。一方、殺害されたアンダーソンさんは、ミシガン州からハワイに引越し、アラモアナセンターのマクドナルドで働いていたということです。

この事件を巡っては、警察がコールドケースとして本格的な調査を開始し、今年9月、ネバダ州のリノで、州の元副検事総長だったチリラ被告を逮捕しました。

8日、裁判にオンラインで出廷したチリラ被告は、起訴内容を否認し無罪を主張しました。

チリラ被告には、保釈・保証金 100 万ドルが設定されていて、現在、オアフコミュニティーコレクショナルセンターに勾留されています。

次の裁判は、来年2 月6 日に開かれる予定です。