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【News】予備選の投票率は大幅低下

ハワイの投票率は、過去数年に比べ、さえない数字となりました。

州選挙管理局の報告によると、有権登録者数は853,874人でしたが、土曜日の予備選挙の総投票は336,505人、割合でいうと39.4%でした。

2020年の総選挙では、投票率は579,165票、69.6%でした。

ハワイニュースナウの政治アナリスト、コリン・ムーア氏は、投票数の落ち込みは予想されていたことだが、もう少し多いことを期待していたと話しました。「ハワイは2020年に驚異的な投票率を記録しました。今年は2018年よりはまだ良くなりそうですが、全郵送投票システムに移行することが、投票率の低さを解決するための特効薬ではないことを示しています」と指摘しました。ムーア氏は、郵便投票が投票率を上げるのかどうか、州はもっと深く検討するべきだと述べています。

80万枚以上の投票用紙が郵送され、家のテーブルの上に置かれていたのに、それを郵送しないことにしたのはなぜだったのでしょう? もしかしたら忘れてしまったのかもしれません。しかし、ネガティブな広告や選挙運動も投票率を低下させた要因ではないかと考えています。「広告だけでなく、知事選の雰囲気が悪かったと思います。つまり、候補者自身がお互いを嘘つきとかスラム街支配者などと発言しているのを見て、それが有権者に影響を及ぼしたかもしれない」と指摘しました。