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【News】2人が死亡した住宅火災 建物内の大量の備蓄品で避難遅れたか?

2 killed, 1 seriously injured in house fire in Pauoa Valley, HFD investigating

オアフ島パウオアバレーの住宅で70代と50代の男女2人が死亡した火事で、消防が出火の原因や当時の状況を調べていますが、住宅内部に置かれていた大量の食料品の備蓄で、避難が遅れた可能性があることが分かりました。

また、焼け跡に残っている大量の食料品で火事の捜査が困難になっているということです。

6日午前2時15分ごろ、ヌウアヌとパンチボールエリアの、パウオアバレーの2階建ての住宅で火事がありました。

消防士、およそ45人が駆けつけて消火活動に当たり、火はおよそ1時間後に消し止められましたが、焼け跡から、この家に住む77歳の女性と、54歳の男性の2人の遺体が見つかりました。

77歳の男性は、屋外に避難し病院に搬送されましたが、手や足に火傷を負うなど重症となっています。

消防当局は、KITVの取材に対し「住宅の内部には、買いだめの食料品が大量にあり捜査を困難にしている」と、述べました。

消防は、こうした住宅内の状況が避難を遅らせた可能性があるとして、引き続き、出火の原因や当時の状況などを詳しく調べています。