【News】OHA理事選、3議席を6人で争う 土地や住宅、ハワイアンの権利が争点に
ハワイ先住民の人々の暮らしや権利、土地の管理に関わる公的機関、OHAの理事選挙で、3つの議席をめぐり、6人の候補者が争っています。
OHAは「ハワイアン事務局」と呼ばれる機関で、1978年に設立されました。ハワイ先住民の生活向上や文化の継承、権利の保護を目的に、土地などの資産を管理するほか、住宅や教育、経済面での支援にも取り組んでいます。
今回の選挙で注目されるのは、OHAが持つ土地や資産をどのように活用し、ハワイアンの人々の暮らしを支えていくのかという点です。
候補者のカネコア・クラッベ氏は、OHAが保有する土地を住宅や食料の確保、地域の人々に新たな機会を提供するために、もっと活用すべきだと主張しています。
一方、現職理事のブリックウッド・ガルテリア氏は、住宅費の高さなどを背景に、ハワイの家族が島を離れずに暮らし続けられるよう、既存の支援プログラムを見直し、具体的な機会を増やしたいと訴えています。
また、現職副議長のケオニ・ソウザ氏は、軍が使用する土地の賃貸契約について、現在のような年間1ドルの条件では更新しないと説明。今後の協議にハワイアンの人々が参加できるようにしたいと話しています。
こうした主張の背景には、土地を誰が使い、そこから得られる利益を誰のために生かすのかという問題があります。ハワイの土地や文化を守ることに加え、住宅や生活環境を改善し、次の世代がこの島で暮らし続けられるようにすることも、大きな課題となっています。
OHAの理事会は9人で構成され、今回の選挙では州全体を対象とする3議席が争われます。投票日は11月3日です。
OHAはハワイ先住民の人々を支えることを主な目的としていますが、土地の利用や地域社会の将来は、ハワイで暮らす多くの人にとっても関わりのある問題です。
誰が理事に選ばれ、今後どのような方針が示されるのか。ハワイの未来を考えるうえでも、注目される選挙です。
























