【News】ハラバ・コレクショナル・ファシリティーに収監中の受刑者がカレッジを卒業！！おめでとう！

Milestone behind bars: Hālawa inmate becomes first to earn Windward CC degree

オアフ島のハラバ・コレクショナル・ファシリティーに収監されている２７歳の男性受刑者が１５日、ウインドワード・コミュニティー・カレッジを卒業しました。

この施設に収監中の受刑者がウインドワード・コミュニティー・カレッジを卒業するのは初めてだということです。

ウインドワード・コミュニティー・カレッジを卒業したのは、テマウライ・ボーダー受刑者で、リベラルアーツの準学士の学位を取得しました。

ボーダーさんは、取材に対して、「刑務所に来た時、こんなふうに高等教育を受けることが出来るとは思いませんでした」と、喜びを語りました。

ボーダーさんは、この後学士号を取得するため、４年生の大学課程を受講する予定だということです。

ハワイ州のコレクショナル・リハビリテーション局は、ウィンドワード・コミュニティ・カレッジとシャミナード大学と協力し、ハラバ・コレクショナル・ファシリティーに収監されている受刑者に対して大学の教育課程を学ぶ機会を提供しています。

１５日は、卒業したボーダーさんとともに、大学に在籍する受刑者およそ35人が式に出席しました。

コレクショナル・リハビリテーション局のジョンソン局長は、「教育は自由への鍵であり外の世界へ移行する鍵でもある。卒業式は、終わりではなく始まりだ」と、強調しました。