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【News】感染拡大:新学期を前に不安

コロナウイルスの蔓延が懸念される中、ハワイでは3日から約17万5千人の生徒が新学期を迎えます。

教育局は、1年以上にわたる混乱の後、ハワイの子どもたちに安定した教育を提供するために昨年採用されていたリモート学習を最小限に抑え、教室での対面式の学習を行うことを計画してきました。机を3フィート(約1.5m)離して配置し、ドアや窓を開けて風通しを良くし、教室やカフェテリアを屋外に拡張するなど、様々な工夫がなされています。

しかしながら最近のデルタ株による感染拡大で不安が広がっています。マウイのビクトリーノ郡長は、州知事に小学生児童の対面式授業開始を遅らせる可能性があると示唆しました。12才以下はワクチン接種の対象となっていないためです。郡長はハワイの隣島は病院や重症患者を受け入れる設備に限りがあるとして保険当局や州知事に設備を確認するのが先決であると話ました。

デービッド・イゲ州知事は今日、保健局のリビー・チャー医師や教育局のキース・ハヤシ教育局長代理らとは、バック・トゥ・スクール(新学期)の安全性について話し合います。