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【News】いげ知事はワクチン接種完了70%までは規制を維持する方針

デイビッド・イゲ知事は12日、ハワイでのワクチン接種率が70%に達するまで現在の規制を維持する、早期に緩和することは問題であると話しました。その上で現在のペースでいけば9月までに70%の接種率を達成できると予想しています。

ハワイでは最近規制緩和が進んでおり、最近ではいわゆる「ワクチン・パスポート」を米本土からの旅行者に拡大し、人の集まりの規制も緩められています。また、オアフ島では、レストランやバーでは、顧客にワクチンカードの提示を求めるか、過去48時間以内の陰性を証明できれば、収容人数の規制は解除されますしかし、ハワイでは室内でのマスクの着用義務はまだ続いています。

イゲ知事は、「ハワイは他の州に比べて接種率が高いにもかかわらず、ワクチンを接種していない人たちの間で感染が多発している」と指摘しています。ハワイでは、週末の2日間、感染者数が3桁となりました。これらの増加は7月4日の独立記念日の連休に関連している可能性が高く今後も更に増加が予想されるとしています。また全米では、いくつかの州で感染者が急増しており、規制を復活させたり、検討したりしているところもあるとし、知事は、「私はいったん前進した後で、後戻りするような状況にはしたくありません。ですからマスク着用義務化はまだ維持します。」と主張しました。