【News】カウアイ警察署長が人種差別行動

日本人など アジアの人を揶揄するような言動が発覚し、人種差別倫理委員会で調査が行われているカウアイ警察署のトッド・レイバック署長が、15日、ビデオで声明を出し謝罪しました。

この問題は、昨年の7月と2019年の11月に署長は、アジア系や日本人を真似て目を細めたり、「あなたの意見があきらかに馬鹿げていたり、おかしなものであっても日本文化(日本人)はYes,Yes,Yes (ハイハイハイ)と言うんだよ」と言いながらお辞儀をした記録が残っており、人種差別と見られる言動で規程に抵触しているとしてカウアイ警察調査委員会が調査しているものです。

レイバック署長は、声明で「他人を傷つけるつもりはなかった」と述べると共に「自分の言葉で傷つけてしまった方に心からお詫び申し上げます」と陳謝しました。また「ヒビの入った人間関係を修復しコミュニティの信頼回復に努めたい」と話しました。委員会の判断を真摯に受け止めるとしていますが、処分などについてはまだ発表されていません。

レイバック署長は、メトロポリタン警察署で27年間勤めて退職後、ラスベガスから2019年4月にカウアイ警察署長に就任しました。