【News】1才幼児殺人事件容疑者父の証言
1才の幼児殺人事件で逮捕された父親が子供の意識がなくなるまで叩いたり、揺さぶったりしていたことがわかりました。
この事件は、生後18ヶ月のキタナ・アウコグちゃんが1月31日から行方不明となり、捜査の結果、殺人容疑で父親と知り合いの男が逮捕・起訴されたものです。
父親はトラビス・ロドリゲス40才で、第二級殺人容疑で逮捕起訴され、昨日16日にオンラインによる公判手続が行われました。
被告は2月4日頃メタンフェタミンを服用し精神が高揚しており、子供にもドラッグを与えようとしたということです。もうひとりは、トラビス被告の知り合いで、キタナちゃんの遺体をダッフルバッグに入れて遺棄した疑いが持たれています。
裁判所の記録によりますと、目撃者の証言として、被告はキタナちゃんを叩いたり、蹴ったり、ののしっていたといいます。そしてキタナちゃんの口元に出血があったり、あざができていたことに対し、トラビス被告は「シャワーでころんだ、口元の血はチョコレートだ」といい、更に「これが好きなんだよ」と言ってキタナちゃんに メタンフェタミンのパイプをくわえさせようとしていたということです。
被告はキアナちゃんの死亡を認識していながら警察に通報せず、そのかわりに体をシーツでくるんで、ダッフルバッグに入れ、知り合いのスコット・カーター被告48才が「心配しなくていい、なんとかする」と言って持ち去ったということです。
キタナちゃんの遺体は発見されていません。
トラビス・ロドリゲスは2月13日に逮捕され、15日に第2級殺人容疑で起訴され、保釈金200万ドルが設定されました。カーター被告も第1級公務執行妨害で起訴されました。
キタナちゃんが最後に見かけられたのは、1月31日に母親のアシュリーアンコグさんが、アイエアのロドリゲスの家におろした時で、警察はK9(警察犬)を導入して捜索していますが遺体は発見されていません。警察は、キタナちゃん捜索に一般の情報協力を求めており、なにか情報のある人は匿名でいいので情報を寄せて欲しいと呼びかけています。電話は955−8300です。