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【News】マウナケア山頂でボディボードの女性重傷

Woman, 23, injured after sliding down Mauna Kea on bodyboard

ハワイ郡消防署によりますと、29日金曜日の夜、

23歳の女性がマウナケア山頂の雪の中、ボディボードで滑っているときに岩に激突し重傷を負いました。

マウナケアレンジャーズは女性をオニヅカ国際天文学センター(別名ハレポハク)に運び、女性は陸軍のポハクロア訓練場の衛生兵部隊に治療されました。その後、郡の救急車に移送されヒロ医療センターに搬送されました。 

事故は午後6時38分に報告され、ポハクロアからの消防、衛生兵、救助隊7人の職員と7人の郡消防士が対応しました。

女性の身元やその他の詳細は発表されていません。 

マウナケアレンジャーズは、ハワイ大学のマウナケア管理局にも連絡をとりました。この管理局はマウナケア科学保護区の管理を担当する主要機関です。

ハワイで最も高い山(標高4,205メートル)マウナケアは、積雪時には、スキーヤー、スノーボーダー、そりなどのウィンタースポーツの場所としても認知されてはいますが大変危険を伴う場所としても知られています。

さらに2019年2月、裸の土や岩を通り抜けて3人が、マウナケア山でスキーやスノーボードをしている様子を示す動画が投稿されたとき、マウナケア管理局は、ハワイ先住民をはじめ、山を神聖と見なす他の人々に無礼な行動をしたと非難しました。 当時、当局はレンジャーズの視界から隠されたプーポリアフの南側でスキーとスノーボードが行われたことを認めました。 

一方で、”ハワイスキークラブ”のトビー・クラベット会長は、マウナケア山でのスキーが1953年にクラブを設立したきっかけであると述べましたが、現在はそれは「歴史」にすぎず、現在のクラブはハワイ以外の場所でスキー旅行をアレンジしています。 「私たちは論理的にも、危険性からも、そして物理的にスキーに対応している場所ではないために、マウナケア山に登るのをやめました」「 マウナケアのスキーに関するリクエストは年間6〜10件ほどあります。インターネット上での誤解を招く情報のために、マウナケア山にはスキーリゾートがあると考える人さえいます。」と話しました。