【News】カメハメハ・スクール、授業料無償化に向け前進
Kamehameha Schools takes big step towards tuition-free education
カメハメハ・スクールが進めている授業料を無償にする計画について、裁判所が任命した監督官は、「学校の財産を教育のために使うという目的に合っており、経済的にも問題はない」との判断を示しました。
この計画は、学校を運営し、創設者のパウアヒ王女が残した財産を管理している責任者たちが、授業料を恒久的に取らない方針を正式に採用しようとしているものです。現在でも、プリスクールから高校までの学費のおよそ98%はすでに財産からまかなわれています。
こうした動きの背景には、ハワイ先住民を優先するカメハメハ・スクールの入学制度をめぐる訴訟があります。訴えを起こした団体は、「学校の文化や教育方針は尊重するが、人種を理由に入学を制限するのは憲法に反する」と主張しています。
監督官は、授業料を無償にすることで、学校側がこのような法的な問題に対応しやすくなるとの考えも示しました。
学校側は「カメハメハの教育は、料金を支払うことで成り立つものではなく、アロハや祖先とのつながり、将来への備えに基づくものだ」と説明しています。
教育のために使われる信託の基金は、150億ドル以上にのぼるとされており、この計画についての審理は、来週行われる予定です。