【News】スカイラインの駅に自販機タイプの図書館設置を検討 駅の活性化にも期待
ホノルル市議会は水曜日、スカイラインの乗客が駅で簡単に本を借りることができる新しいタイプの図書館を導入するか否かの決議を審議することを発表しました。
2人の議員によって提出されたこの義案は、ワイパフのポウハラ駅とミドルストリート近くのカハウイキ駅の2つの主要鉄道駅に、自動販売機のような図書館を18ヶ月間試験的に設置するというもの。
州立図書館システムからの提案だというこのプログラムは、詳細は未定ながら、乗客がカードを利用して簡単に本を借りることができるようになるため、移動中の読書がしやすくなるだけでなく、自動販売機タイプの図書館を設置することで、現在まだ十分に活用されていない簡素な駅に活気を与えるだけでなく、地域社会にとって生産性の高い場所にすることができると期待されています。
この決議に基づき、ハワイ州立公共図書館システムが機械の設置と維持管理を担当し、市は各駅にインターネットとスペース確保に取り組むことになります。関係者は、18ヶ月間の試験運用がうまくいけば、同プログラムはハワイ州の識字率の向上につながると同時に、より多くの人々がスカイラインを利用するきっかけの一つになるだろうと予想しています。
水曜日の公聴会で議案が承認されれば、自動販売機式の図書館の試験運用は今年後半に開始され、18ヶ月後、市と州立図書館システムはその結果を検証し、スカイラインの他の駅にもプログラムを拡大するかどうかを決めるとのことです。