【News】元バスケットボールチームのコーチの男 教え子選手に対する性的犯罪でおよそ34年の禁固刑など言い渡し
Former girls basketball coach sentenced for child sex crimes after ‘years of silence and torture’
プナホウスクールなど、私立学校や公立学校などのバスケットボールチームに所属する女子生徒にみだらな行為をした罪など、12件の性犯罪に問われた元バスケットボールコーチの男に対し、裁判所は14日、405ヶ月=およそ34年の禁固刑を言い渡しました。
加えて、仮釈放された場合の生涯にわたる保護観察処分や、被害者への賠償金の支払いなども命じました。
プナホウ・スクールなど私立学校や公立学校、それにプライベートクラブでバスケットボールコーチを努めていたドウェイン・ユエン被告は、2005年ごろからおよそ20年間にわたって、チームに所属する複数の女子生徒に性的犯罪を行ったとして、性的人身売買罪、性的行為強要罪、児童ポルノ作成・所持罪など、合わせて12件の罪に問われました。
連邦検察局によりますと、ユエン被告は、去年12月、12件の罪について起訴内容を認めていました。
判決が言い渡される前、被害者の1人が証言台に立ち、「10代だった当時、ユエン被告に数年間にわたって性的行為を強要されたほか、虐待や脅迫を受けた。被告は、monster hiding in plain sight=ありふれた風景に潜むモンスターと呼ばれていた」などと述べました。
裁判所は、「被告は、自身の性欲や権力を満たすため多くの若者たちの人生を台無しにした。謝罪の言葉を述べたが浅はかであり、異常な支配欲を持っている」などと指摘し、合せて405カ月=およそ34年の禁固刑と、仮釈放された場合の生涯にわたる保護観察処分、それに被害者にそれぞれ3000ドルの支払いを命じる判決を言い渡しました。
裁判所によりますと、ユエン被告は、性犯罪者登録が義務づけられるほか、仮釈放された後の被害者との接触や、公園、ゲームセンターなど未成年者がいる場所への立ち入りが禁止されます。






















