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【News】州保健局がジカ熱感染症とみられる患者2人を確認

Zika virus case identified on Oahu

ハワイ州保健局は28日、州内で蚊が媒介するジカウイルスに感染した疑いのある患者が2人確認されたと発表しました。

2人は、ともに流行地域への渡航歴があり、帰国後に発熱など感染症状を示したということです。

ジカ熱とみられる患者が確認されたことを受けて、州保健局のベクターコントロールチームは、ワイアルア・ハレイワのエリアで、感染拡大を防ぐため、蚊の活動状況などを監視しています。

ジカ熱は、デング熱などと同様、蚊を介して感染します。

感染すると、軽度の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が現れますが、感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。

感染後に神経や脊髄などに障害が起こる可能性もまれにあります。

妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる新生児が先天的に頭部が小さい「小頭症」になる可能性があると報告されているほか、流産や死産などとの関連性も指摘されています。

ジカウイルスの感染を防ぐためには、媒介する蚊に刺されないこと、また、蚊の発生を抑えることが重要な対策となります。

海外の流行地域へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。

ボウフラが発生する水たまりや、蚊が生息するヤブや雑草を放置しないよう管理をしてください。

ジカ熱に関する情報は、州保健局のウェブサイトなどをご覧ください