【News】「百日せき」の感染者増加 州保健局が予防接種の検討など呼びかけ

Whooping cough cases surge in Hawaii

子どもを中心に感染し激しいせきが続く「百日せき」患者がハワイ州内で増加しています。

ハワイ州保健局によりますと、今年1月からこれまでに、州内の医療機関から報告された患者数は108人で、去年1年間の84人をすでに上回っています。

「百日せき」は激しいせきが続く細菌性の感染症で、特に乳児などが感染すると、重症化したり死亡するおそれもあります。
飛沫感染や、感染者と接触したりすることなどで感染します。

症状は、普通のかぜのような症状で始まり、しだいに咳がひどくなってきます。

その後、特徴的な咳が起こり、続いて息を 吸う時に、笛の音のようなヒューという音が出ることがあります。

ハワイ州保健局は、「百日せき」の感染や重症化を防ぐために最も効果的な方法は、予防接種を受けることだとしています。