ハワイマネープラン相談室 〜相続・税務・投資の最前線〜税理のプロ、内藤 克先生のコラムがスタート!
『ハワイマネープラン相談室 〜相続・税務・投資の最前線〜』
税理のプロ、内藤 克先生のコラムがスタート!
税理士法人 アーク&パートナーズ 提供
「ハワイマネープラン相談室 〜相続・税務・投資の最前線〜 」の番組が4月よりスタートいたしました。
さらに、毎月、内藤先生が、ハワイにお住まいの皆さんが知っておくべき、お金に関する重要な情報をお届けします。
※ 第1回目をお聞きになりたい方は、下の再生ボタンを押すと聞くことができます
第一回 日本における税理士と会計士の違い
ハワイの人たちと話していると、日本の税理士と会計士の違いや日本の司法書士についてご存じない方が多いことに気が付きます。日本の会計士は公認会計士法で監査業務を独占業務としている専門家です。この点では米国と一致していると思われます。しかし日本では、税務申告書の作成や税務相談は税理士法で税理士以外は禁止されているので、会計士は税理士業務をできません(米国と異なります)。ですが公認会計士は申請をすれば税理士登録できるため、公認会計士・税理士として登録すれば税理士業務を行うことができます(この辺がややこしいところではあります)。
税理士登録をする公認会計士は独立後にクライアントの税務申告のお手伝いをするために登録する場合がほとんどで、大手の監査法人に勤務している会計士は税務の専門家ではありません。司法書士は会社の設立や不動産の所有権移転登記、相続登記などを行う専門家です。日本の弁護士も登記業務はできますが、日本では相続や売買、贈与による名義変更登記は司法書士にお願いするのが一般的です。