【News】1977年の16歳少女性的暴行殺人事件 66歳の男性の起訴を取り下げ釈放
Utah judge orders release of suspect in 1977 Hawaii killing after prosecution stalls
48年前、オアフ島で16歳の少女が性的暴行を受けたうえ、首を絞められて殺害された事件で、第2級殺人の罪で起訴された66歳の男性について、ユタ州当局が釈放したことが分かりました。
ハワイ州当局が男性の起訴を取り下げました。
ハワイ州の検察局がユタ州の検察局に、「殺人罪で起訴する準備が出来ていない」などと伝えたため、ユタ州地方裁判所が釈放命令を出し、13日釈放されたということです。
1977年3月21日朝、オアフ島のマッキンリー高校の建物の2階で、当時16歳だったドーゥン・モモハラさんが倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
司法解剖の結果、モモハラさんは、性的暴行を受け布で首を絞められたことが死因と判明しました。
警察当局は、DNA鑑定を使ってギデオン・カストロさんが殺害したと断定し、ユタ州警察がことし1月、州内の老人ホーム逮捕し、検察が第2級殺人の罪で起訴しました。
ハワイ州当局はカストロさんに対する起訴を取り下げましたが、この事件の捜査は続ける方針です。