【News】デング熱感染一人確認 今年州内で15人目

Hawaii reports 15th travel-related dengue case this year

ハワイ州保健局は5日、オアフ島の住む一人がデング熱に感染していたことが確認されたと発表しました。

1月からのこれまでに、州内でデング熱への感染が確認された人は、15人となりました。

感染が確認されたのは、オアフ島に住む人で、デング熱の感染が広がる地域に渡航していたということです。

これまでに感染が確認された人は、オアフ島が10人、マウイ島が4人、カウアイ島が1人となっています。

デング熱は蚊が媒介する感染症で、高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こし、重症化することもあります。

中南米やアジア、中東、太平洋諸島など世界の多くの地域で発生していて、現在、通常と比べて複数の地域で感染状況が活発になっています。

ハワイ州当局は、「感染が広がる地域に渡航する際は感染対策を徹底して欲しい。帰国後 3週間程度は蚊に刺されないような対策を取り、2週間以内に症状が出たら、医療機関を受診して欲しい」と、呼びかけています。