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【News】マウイ消防局隊員のメンタルヘルス支援を強化

MFD boosts mental health support for firefighters
マウイ消防局 消防隊員のメンタルヘルス支援を強化
昨年8月8日に発生した大規模な山火事を受け、マウイ消防局(MFD)は消防隊員のメンタルヘルスへの取り組みを強化しました。
第一陣の消防士は、地獄の炎と戦っただけでなく、19人は、個人的な家を失うなど、
自らのコミュニティが苦しむ様子を見るというトラウマにも直面しました。
マウイ消防のブラッド・ヴェンチュラ署長は、この災害が彼のチームに大きな影響を与えたことを認めています。
「あの期間、私たちは自分自身について多くのことを学びました。 災害は人々の長所と短所を浮き彫りにします」と話し、
メンタルヘルスの重要性を強調し、消防士たちに本音を隠すのではなく、自分の苦悩について率直に話すよう促しました。
MFDは、いくつかのウェルネス・イニシアチブプランをはじめました。
臨床心理士が常駐し、2つのピアサポートチームが定期的に消防署を訪問しています。
「消防署や設備がどんなによくても、人がよくなければ、任務を遂行することはできません。」
このような努力にもかかわらず、ヴェントゥーラ署長は話しました。
回復をさらにサポートし、ストレスを減らすため、MFDはステーション・ドッグ・プログラムを開始します。
このプログラムは、特定の消防署に指定された犬を連れて行き、安らぎとストレス解消を提供することを目的としています。
「セラピー犬や作業犬としてではなく、ウェルネス・プログラムとして扱っています」
署長はまた、メンタルヘルスに対する偏見をなくすための同署の継続的な取り組みについても強調しました。
「助けを求めることは弱さの表れではありません。 誰もがそれぞれに対処する必要があるものなのです」。
困難にもかかわらず、火災以来、新規志願者の関心が急増していると報告し、
消防士になりたいという若い人たちやキャリアを積んだ人たちの熱意に恵まれています」とはヴェンチュラ署長は付け加えました。