【News】ホテルでドラッグクイーンに暴言を吐く女性の動画がネットで話題

Viral video of woman accosting drag queens in Waikiki hotel sparks outrage

ワイキキのホテルでドラァグクイーンに暴言を吐く女性の動画がネットで話題になっています。

動画は、ワイキキのアロヒラニ リゾートのロビーで撮影され、

女性が3人のドラッグクイーンに怒鳴りかけ、ホテルは子供たちに女装を見せるべきではないと言っているシーンが注目されています。

アロヒラニ・リゾートは声明の中で、差別を許さないというポリシーを掲げていると述べ、

また知事も、品位と誠実さを保ったドラッグクイーンたちパフォーマーを誇りに思うとコメントしました。

事件は日曜日の朝、宿泊客であるベス・ボーンさんが、ロビーで3人のドラッグクイーン・パフォーマーがビデオ撮影をしているのに気づき、

自分の子供にはふさわしくないと思ったことから起こったものです。

3人のうちの一人で、マリーナ・デル・レイに扮していたマーク今泉さんは、

彼女は、その言葉をはっきりと録画に残すことに必死でした。と話しました。

最終的に警察が呼ばれ、ボーンさんは部屋にもどされ、ホテルは彼女の宿泊代金を返金しました。

ボーンさんは現在カリフォルニアの自宅に戻り、謝罪はしていません。

「ドラァグ・パフォーマーについて私が感じたのは、ホテルが彼らをもてなしたり、

撮影したりしたことではなく、彼らは家族連れや子供たちが利用する、避けることのできないスペースでそれをすることを選んだということです」

とボーンさんは、話しています。

このことはソーシャルメディア上で議論を巻き起こし、ボーンは一線を越えていたという意見もあり、

ワイキキのホテルの宿泊客のなかには、懸念は理解できるがやり方は理解できないという人もいました。

 

州知事も声明でこの事件を重く見て、

「このビデオには動揺させられた。ハワイのLGBTQIAコミュニティのパフォーマーたちが、

このような敵対的な攻撃に直面しても、威厳と誠実さを保ったことを誇りに思います。

このような行為は容認できません。それはアロハではないし、誰からも容認されるものではありません。」と述べました。

当事者であるドラァグ・パフォーマーの一人である今泉さんは、ボーンさんへの憎しみはなく、マリーナ・デル・レイとしてアロハを示し続けると話しました。