【News】シニア向け高層賃貸アパート需要供給アンバランス

Low-income rental tower mostly vacant after October opening

ホノルルのダウンタウンの中心部で、手頃な価格の住宅の需要と供給の間に大きなへだたりがあるようです。

55 歳以上の低所得者向けに 1192 アラケア St に建設された高層賃貸アパートは、

オープンから 8 ヵ月が経過した現在も半分以上が空室となっています。

20 階建てのしの開発者は、家賃を 2 回値下げし、広告を出し、

1 ヶ月のフリーレントと申込金無料を提供し、

敷金も一般的な月額家賃の 2 倍に相当する金額の代わりに 99 ドルに減額しています。

それでも先週金曜日の時点で、タワーにある 222 のワンルーム・ユニットの

64%に当たる 141 ユニットが空室のままです。

家賃は月々1,210 ドルです。

総工費 8800 万ドルのコクア・ハレは、

手ごろな価格の住宅を必要とする低所得者層や固定所得者層向けに、

主に州からの融資を受けて開発され、

抽選は昨年 6 月 20 日に行われ 10 月にオープンしました。

ハイリッジ・コスタのシニア・プロジェクト・マネージャーであるモンテ・ヒートン氏は、

空室が多いいくつかの要因として、抽選に参加した人のほとんどが入居資格を満たしていなかったか、

12 戶しかない超低所得の高齢者向けアパートに希望が集中していたことがあげられると指摘しています。

この 12 戶の家賃は月 687 ドルで、ホノルル市の所得の中央値の30%以下(単身で 29,250 ドル、

夫婦で 33,420 ドル)の世帯のみが入居できるものでこの 12 戶はうまっています。

残りの 210 戶は、単身で 58,500 ドル、夫婦で 66,840 ドルと、

2 倍の収入がある世帯のために確保されており、当初の価格は月 1,375 ドルでした。

そのあと、入居率を上げるため、1 月頃に家賃を 1,375 ドルから 1,310 ドルに引き下げ、

空室のあるユニットについては申込金を免除しました。

3 月には、敷金 99 ドルの優遇措置が追加され、さらに家賃が 1,210 ドルに引き下げられ、

最初の 1 ヵ月は家賃が無料になりました。

また、既存の入居者がアパートを借りる人を紹介した場合、報奨金を提供されるということです。

これにより春から入居希望者が大幅に増え、最近になって空室戶数が減少してきてはいるということです。