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【News】サーフリゾート訴訟で計画頓挫

オアフ島の西、カラエロア(Kalaeloa)にサーフパークとリゾートを開発するという計画がありますが、法的に挫折しています。

州巡回裁判所の判事は先週、1600万ドルを投じて計画されたホノケア・サーフ・ビレッジ&リゾートの環境アセスメントにいくつか不備があり、修正する必要があるという判決を下しました。

これは昨年「このプロジェクトの大きな特徴である5.5エーカーのラグーンに約700万ガロンの飲料水を貯め、時に井戸を通して地中に排出する」となっていますが、この地域の地下の帯水層や沿岸の水生生物などに悪影響を及ぼすとして 活動家グループが訴訟を起こしていたものです。

このプロジェクトの開発者である地元のビッグウェーブサーファー、ブライアン・ケアウラナ氏とホノケア・カラエロアLLCのケナン・「ケノ」・ニエリエム・ジュニア氏は、2020年から計画に取り組んでおり今年中に開発が完了する予定でした。

ケアウラナ氏は、ゲスト用バンガロー50棟、レストラン、小売店、サーフミュージアム、レイジーリバー、ダイビングタンク、水中映画スタジオなどを含むサーフビレッジの計画は今後も継続する意向で、「文化教育とスキルに基づくレクリエーションを組み合わせた場所を作るという私たちの目標は、自然資源に害を与えない方法で行われなければなりません。今回の判決により、環境問題、特に水資源について再検討する機会を得ることができました」と述べています。

一方、この訴訟の原告であるサマー・ヤダオ氏は「このプロジェクトがハワイの人々や限りある資源にどのような影響を与えるのか、真に精査されることなく、開発業者にフリーパスが与えられることがあまりにも多いのですが今回裁判所が重要な問題に時間と注意を払ってくれたことは、私たちに希望を与えてくれます」と述べています。